【Lyrics】Budder
Budder
誰でも何かの球根があって
その存在を信じ想いを乗せた時
芽が生まれるんだ
その芽は花になろうって 決意をするんだ
生きる場所を見つけようと
君と共に生きようと
君が 頼りだよって ささやきながら
疑わない心で 語りかけ
おぼつかない手で水を与え
弱音も後悔も 肥やしにしながら
自分を重ね 駆け抜けていこうか
その威力を持って 陽のあたる先へ
君は鮮やかな夢を追い求め
一人歩きし始めた
希望と 失望の狭間で
いつからか 祈るだけで すがるだけで
見えない虹を探しては
怠ることのなかった 水やりさえも忘れていた
芽は蕾になろうとしていた
注がれてきた想い 願い絶やさぬように
ひとつのことに捕われていては
命がいくつあっても足りないよ
自分で可能性の芽を摘むんでしまう
ひたむきな君の 優しさで
守ってあげてくれ
気が付けば理想の下敷きになって
幾多の嵐にも耐えていた
耐えすぎて 出来た傷で 何も見えなくなってた
それでも君は水を注ぎ続けるんだ
芽に根がある限り 根が呼吸してる限り
生まれてきたこと心から
息切らし走る日も偽りなく
君の中で確かな喜びだったよ
やっと出会えたね向き合えたね
こんな凛とした花 見たことないよ
歪まない茎は芯となり
めいっぱい開く花は
果てしない輝きに
涙でできた虹を仰ぐよ
【Lyrics】Humane
Humane
掴んでは身を傲り
失っては後悔の繰り返し
いつしか失う怖さに
がんじがらめにされていた
漆黒の暗がりで見つけた
小さなかがり火を消さないよう
懸命に息を吹き込んだ
誰かを思いやって 自分に覆い被せた布は
幾重になっただろう
めくられることのないまま
傷付けたくないばかり さらけ出せず
いつしか心は布に包まれていた
孤独と一緒に
暗過ぎて狭過ぎて
ありきたりな言葉や詩じゃ響かない
探しているのは揺れ動かす微かな風
苦しみや痛みをひた隠し
どんな笑顔も曇らせぬよう
安心を灯していたんだ
誰かを信じる度に 飲み込んで来た言葉は
どんな実になっただろう
花はつけなくとも
陽の目を見られる想い
闇に葬られる気持ち
どちらも生きて血と涙を分け
命は実をつける
思いやり過ぎて 離れてしまうこともある
途方に暮れて 湧き上がる寂しさ
強そうで脆かった絆も
届かずとも消えない想いも
何かを意味しながら
そこにあるんだ
今を守ろうとして 絶壁で踏ん張る足は
震えていても微笑んでいた
いつだってありったけ
冷ましてしまうのが怖くて弾いた温もり
弾いたはずなのに そこにある
触れなくても 感じられる
君の優しさが 尊さを失わぬよう
【Lyrics】Dim Brightness
Dim Brightness
思いも寄らない雨に打たれて
思いも寄らない虹に心を打たれた
今は何も操れないなら
今自分の持ってるものを好きになればいい
朝目覚めたら その空は曇ってて
今日の自分を試しているよう
いつもの通り 変わらない笑顔持って
晴れるのを今日も信じてみるよ
思い通りにいかないことに挫かれて
風の行き先を見誤って悩んで
それでも想いに染まったその目で見た
空に大丈夫と唱えてた
日々繰り返す遠のく時の中で
強い振りして前を向いているから
舞う花びら見落として
気付いたその空から
優しく薄く光が射してた
溢れるほどの優しい風の中に
誰かの声が聞こえた気がして
この手の中には この日へのメッセージ
何気ない今日も笑顔で終われそう
同じ時はもう2度と巡って来ないから
微かなことも大きな輝きに
変えられる心 変えようとする気持ち
歌になって 今日もここへ届いたよ
【Lyrics】Zeppo
Zeppo
また今日も聞こえてくる
「あの舞台良かったね」って
そこに僕の名前はただの1度も出てこない
この声も姿もそこにあったのに
誰のページにも残らない
でも物語が進むには
ライトも注目も浴びない影の役が必要
自分を抜いては
あの色は出せないから
ページの隅でひっそりと筆を導いてるんだ
今日もまた歌っている
彼はステージの片隅で
その姿は誰の目にも映りはしないけれど
その声や凛々しさがそこにあるから
誰もがページに包まれる
そう、心を揺さぶる場面には
ライトも注目も浴びない
ツェッポの存在がある
彼を抜いては
あの景色は描けないから
ページの隅で真っ直ぐに筆を導いてるんだ
あの虹を生む水や空気
あの花に添えられた葉も
あのオケに潜むヴィオラの音
あのシャーロックの友ジョンだって
大きな意味を持つ
その存在があってこそ
美しい世界が刻まれていくんだ
見せ場のない物語の下には
ライトはいつまで経っても届かないのだろうけど
自分にしか出来ない響かせ方があるから
胸を張って この場所で
その筆を導いていくんだ
【Lyrics】Pang Hole
Pang Hole
地下行きのボタンを押したみたいだ
明かりが遠のく
一瞬で変わる世界 あの時と同じだ
うまくいくように 選んだのに
行き先はいつも 願った方と反対に
向かっていく
悔しさに震えて 握りしめた拳
涙ぬぐいながら 打ちのめされながら
騒めく沈黙と 目も慣れない暗がりで
どこかにあるはずの 出口を探した
決断して 踏み外して
立ち上がって また 決断をして
点いては 消えるサイン
暗闇と光源を 行ったり来たり
思い通りに行かないなんて 分かってるのに
付いたいくつもの傷跡に
足をとられていく
力振り絞って 叩きつけた拳
涙 でぬれながら 傷み引きずりながら
止まない心拍と 幻想の地上を頼りに
どこにもなかったはずの 出口を作った
光り輝くてっぺんに自分を映して
軌跡を辿っても 何も見つからないよ
本当に必要なカギは いつでもつまずいた先に
埋まってるから
出来た出口の先は 見たことのない眺め
前よりも明るいな 見晴らしいいな
自分で辿り着いた 地図にはない入口
転んだ分 手に入れたカギを 握りしめて
【Lyrics】Grab Your Gear
Grab Your Gear
始まりは 鼓動が赴くままに
迷いもせずギアを動かした
準備もせず 飛び出した
回り出したそのギアは
ぎこちなく たゆみなく
試みと 慣れを 繰り返しては
不安なんて 相手じゃなかった
目に映る 大きな絵 目掛けて
失敗は自然で 成功は必然で
どんな世界を 目新しくて
辿り着くのが 待ち遠しくて
夢中で走った
見慣れた景色
変わらぬ 風に まとわれ
めくるめく日々と 思い描く世界とが
違うことに 気付きながら
回り続けるギアは 今どこを目指して
平穏を手にしたから
新しいギアを握る勇気も感覚も
閉まい込んで
鼓動は塞ぎ込んで
その霧を遠ざけた
誰もが皆 旅をしていて
その途中で迷い悩んで
分かっているんだろう
もう目的地は1つじゃないことを
目は眩み 耳も鳴るだろう
それでも自分で 気付いた真実ならば
もう 絵空事じゃないから
不安も疑念も 突き破り
新たなギアを 回してごらん
回した瞬間 見えないギアが
あちこちでいくつも回りだすよ
岩だらけの地だけど 踏み出せば
色鮮やかに 変わって見えるから
どんな 過去も 未来も
Ready to Roll! You need this!
Grab Your Gear! Ready to Roll!!